たべる和食・鍋
「居酒屋以上割烹未満 ぶり八」、「江戸前天丼・海鮮丼 どんと屋」の姉妹店として敦賀港相生町舟留まり通りにオープンした「うお吟」。日本の伝統的な数奇屋造りの格調高い空間で、新鮮な魚介をふんだんに使った「海鮮丼」を楽しめるお店です。
メニューは「恵びす丼」(海の恵みを堪能 旬の魚がたっぷりの海鮮丼)と「大黒丼」(大地の恵みを堪能 究極のたまごかけご飯)の2つの丼をセットにした「恵びす大黒丼」一品のみ。コースが松・竹・梅3つあり、丼に乗る魚の種類と量によりお代が設定されている。
まず、海鮮丼の「恵びす丼」から召し上がっていただき、食べ終える頃に「大黒丼」が出てくるといった2本立て。他では味わえないコース仕立て楽しんで頂けるようになっているのが面白い。(右記写真は誌面の都合上一度に撮影しています)
「恵びす大黒丼」の名は、相生町で毎年1月に行われる国指定重要無形民族文化財「夷子(えびす)大黒綱引き」に由来する。400年以上続く伝統行事。夷子方と大黒方が綱を引き合い、夷子方が勝てば豊漁、大黒方なら豊作とされる。が、保存会を含めた町民の高齢化と減少等により2017年は中止となった。伝統行事がこのままなくなってしまうのが残念でならないという「うお吟」のオーナーの思いから、「食」の場でその歴史を繋いでいけたらと「恵びす大黒丼」が生まれた。
伝統行事と歴史を紡ぎながら、「うお吟」流海鮮丼で非日常的なひと時をお過ごし下さい。
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