令和6年度第1回 放送番組審議委員会(会議録要点筆記)
- 開催日時:
- 2025年3月4日(火)13:30~15:15
- 開催場所:
- 嶺南ケーブルネットワーク 会議室
- 出席者:
委員長 千葉 雅人(敦賀市立博物館館長、角鹿小中学校元校長)
委 員 宇野 精浩(おぼろっく実行委員会委員長、ミライエ実行委員会委員長)
西島 由佳里(神楽町1丁目商店街べっぴん会副会長、敦賀市PTA連合会会長)
橋本 ユミ子
(粟野小学校元校長、美浜町エネルギー環境教育体験館きいぱすスタッフ)
松本 好雄(敦賀市区長連合会副会長)
馬渕 清和(敦賀市議会議会運営委員会委員長)
※敬称略、50音順
RCN 中山 和範(代表取締役会長)
大岸 朝秀(代表取締役社長)
田前 礼子(メディア戦略部部長)
山﨑 裕(コンテンツ企画制作課課長)
- 議題:
議題:①令和6年度の制作番組と主な取り組みについて
②番組視聴と意見交換
福井新聞連携企画「挙兵、非業の死から160年 天狗党敦賀への思い」
③その他意見交換
<議事録>
<審議内容(主な意見等)>
1)福井新聞連携企画「挙兵、非業の死から160年 天狗党敦賀への思い」について
・「水戸天狗党」と言えば、負の歴史というイメージだが、感情的にならずどちらにもつかず、今の人たち(遺族・関係者)の思いをうまく汲み上げて伝えてい
る。
・水戸の人たちが(天狗党のことを)つい最近のことのように語っているのが印象に残った。
・港町として発展した敦賀の人たちの優しさを感じた。
・天狗党の歴史について敦賀の人はあまり知らないが、水戸の人は若い人もとても詳しく知っていると感じた経験があるので、よくぞRCNで取り上げてくれた
と思った。
・福井新聞との連携ということだが、小中学生は新聞を読むことが少ないと思うので、RCNの番組で天狗党の歴史を学んでほしい。
・敦賀市と水戸市の小学生の交歓研修があるが、水戸の小学生は天狗党の歴史を深く勉強しているのに比べて、敦賀の小学生はそこまで詳しく勉強していない。
この映像を見せて小さい頃から教えていかなければと思った。
・(天狗党の歴史を)語り継ぐ人がどんどん少なくなっていくと思うので、この映像をいろいろな場面で活かしてほしい。
・新保の陣屋でのエピソードなど断片的に知っている史実はあるが、番組を見てみて初めて知ることもたくさんあり、いろいろなことが繋がって、天狗党の歴史
について深く認識できた。子供にも大人にも見てほしい。
・この番組の構成・編集を担当したのがRCNの2年目の制作担当、福井新聞の水戸編の記事を書いたのが3年目の記者ということで、若い人が関わっているのが
よいと思った。
・「天狗党の番組」と聞いて、見るまでは天狗党を持ち上げて称賛する番組では面白くないなと思っていたが、諸生党との確執などをきちんと取り上げているの
が素晴らしいと思った。
番組の締めとして、敦賀の人の優しさ・市民性というところをいろいろな人の立場から語ってもらっているところが苦労したのではないかと感じたし、そこが
よかった。
・今後、ユダヤ難民や金ヶ崎の戦いなど、その他の敦賀の歴史についても子供向けに作ってほしい。
2)その他についての意見交換
<委員長から>
社長の冒頭のあいさつで述べられた「コンプライアンス」「テレビ離れ(特に若年層)」「情報提供」の3つのポイントについて、またその他の事項でも何か
意見があれば言ってほしい。
<各委員の意見>
・子供たちは一般の放送(地上波)は見ず、YouTubeかTikTokばかり見ている。大人も気に入った番組がなければ流し見している。そんな中、「身近な話題が放
送されている」「知っている人が出ている」と見る。フットワークの軽さとスピード感をもって、今まで以上に身近な話題を取り上げていってほしい。
・今回の天狗党のように、地元の歴史を掘り下げた番組を、できればシリーズ化してほしい。
・西福寺の修復工事を取り上げて、西福寺の歴史や今の状況、今後などを深堀した番組を作ってほしい。
・視聴率はわかるのか?たとえば高校野球の県大会、花火大会、敦賀まつりの生中継など
・敦賀の細かい情報(スポーツ団体や商店街のグルメなど)を紹介する番組があると、もっと興味を持ってもらえるのではないか。
・CMの収益を財源として視聴者にプレゼントなどで還元するなどの計画はないか?あるならばそれをもっと広げることはできないか?
・敦賀在住の海外の人から見た敦賀(自国の文化との比較など)をテーマにした番組を制作してはどうか?
・ピンポイントに焦点をあてて長い期間追ったドキュメンタリーを見たい。
・3/8(土)9(日)に開催される「アウトオブキッザニア in つるが」にRCNが参加するとのことで楽しみ。以前も「お仕事体験」のブースに参加したという
報告を見たが、子供たちが敦賀市内で様々な職業体験ができるのはとてもよい。
・今の子供たちはインタビューの受け答えがうまく、情報慣れしていると感じる。
・新幹線の待ち時間などに敦賀の情報が知れるようなRCNの番組が流れているといい。
・今の中高生は地上波どころか動画配信も見ず、ひたすらスマホでYouTubeを見ている。YouTubeでRCNの番組は配信していないのか?YouTubeなら敦賀だけ
でなく、幅広い年代、地域で見られるのでは。