令和3年度第2回 放送番組審議委員会(会議録要点筆記)
- 開催日時:
- 2022年2月28日(月)~3月25日(金)
- 開催場所:
- 書面開催(新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、委員に報告書と番組DVDを送付し、番組および弊社事業内容に対して書面にてご意見をいただく形で開催)
- 出席者:
(敬称略、50音順)
委員長 堂田 英治(みなとつるが山車会館館長、元町区長)
委 員 浅野 好一(敦賀市議会議会運営委員会委員長)
中道 尚子(神楽町1丁目商店街べっぴん会)
野田 栄一郎(敦賀市防災士会事務局長、敦賀市スポーツ推進協議会会長)
花木 喜美恵(敦賀西小学校元校長、民生委員児童委員)
三谷 成人(敦賀市PTA連合会前会長)
森越 優(敦賀市区長連合会副会長)
事務局 田前 礼子(メディア戦略部部長)
島田 督司(メディア戦略部コンテンツ企画制作課)
- 議題:
①報告事項(令和3年度下半期の制作番組と主な取り組み)についての意見
②番組に関する意見「さんだわらを作ろう!」
③番組に関する意見「TonTeenのキセキ~敦賀市高校生合同文化祭~」
④その他RCNの番組全般についての意見
<議事録>
① 令和3年度上半期の制作番組と主な取り組みについて
- 行事やイベントが開催されない中、充実した番組構成だと思う。
- 高校野球県大会をケーブルテレビ4局で協力して生中継したことはよかった。
- 高校野球の生中継は、コロナが収まっても続けてほしいと思う方がたくさんいると思う。
- 中止になった敦賀まつりや花火大会については、過去のものを放送することで多くの市民が楽しむことができたのではないか。
- 中止になったイベントも、過去の放送を流すことによって(そのイベントを)忘れない効果になっていると思う。
- 再放送された番組の中には、やっと時間が取れて見られた番組もあり、新鮮だった。
- 「敦賀空中散歩」は季節ごとの敦賀の風景もいいが、ドローンならではの敦賀の珍スポット巡りなどはどうか。
- コロナの注意喚起の番組が報告事項になかったが、そういう番組の制作も必要。
- 「元気です!つるがっこ」は不定期であっても視聴希望は多いので、特番をお願いしたい。
- 令和4年度もコロナ禍で番組制作には多くの制約があると思うが、だからこそ取り上げる価値のある内容を期待したい。
② 番組に関する意見「さんだわらを作ろう」
【番組内容】
「とうろう流しと大花火大会」で数年前まで使われていたとうろうの土台は「さんだわら」といい、ワラで手作りされていた。ワラを編む技術と、長年さんだわらづくりに携わった人たちを紹介。技術継承のため、RCNが開催した「さんだわらづくり体験教室」の模様もあわせて放送。
- 「さんだわら作り」を通して、夏のとうろう流しに関わってきた方々の思いを知ることや、わらを使っての技術を学ぶことの意義を知った。伝統技術を伝える方が、皆さん高齢になられていることを考えると、こういった番組制作は意味がある。
- (番組を見るまで)さんだわらの名称すら知らなかった。今後もこのように後世に引き継ぐべき番組をお願いしたい。
- 地域に伝わる文化を紹介していくことは大切。子供たちが物を作る楽しさを覚えながら、こういった文化に触れていることを映像に残し、伝えていくことにRCNの番組が貢献できるといい。
- 昔の敦賀の写真は貴重で見入ってしまう。50年も作り続けていることに感銘を受けた。もっとスポットが当たってもいい。
- さんだわら作りを指導している木戸さんの若い頃を(番組で)見て、懐かしく感じた。木戸さんの技術を継承する活動は必要だと思う。
- さんだわら制作のことを、今回の番組で知り、とうろうに対して違った見方ができた。人にクローズアップして番組制作をすることで、苦労や喜び、誇りを一つの仕事から感じることが出来た。地味な継承もとても大切だと思った。
③ 番組に関する意見「TonTeenのキセキ~敦賀市高校生合同文化祭~」
【番組内容】
「若者によるまちづくりを!」という想いから敦賀の高校生を中心にプロジェクトがスタートした「高校生合同文化祭」。コロナによる影響など、数々の試練の乗り越え高校生らしい現代の方法で開催に至るまでの裏側に密着。
- 開催までの話し合いや、企画・運営等の過程を見ることができ、内容に引き込まれた。コロナ禍で出来ないことを追うよりも、その中でしか出来ない今回のような企画は大変有効だと感じた。
- 本番ではなく、例えばタイトルが「TonTeen」に合意されていく経緯や、それぞれの演目でどのように4校の思いが形成されていったのかなど、裏側をもっと出してほしい。
- ドラマチックで生徒が主役でよかった。外に出ても帰ってきたくなる街・敦賀になっていけばいい。30秒動画はRCN主催で一大イベントに育てていければ面白い。
- これから卒業して社会人となっていく高校生の貴重なレコードとなるとともに、(新幹線敦賀開業を目前に)新しい敦賀のまちづくりに寄与できると思う。
- (さんだわらを作ろう!もだが)行事そのものイベントそのものを放送するだけより、人を中心に行事をとらえ伝えているのが面白い。
④ その他RCNの番組全般についての意見
- 令和4年度の4つの目標(敦賀で一番身近なメディアを目指す・高齢者や障がいを持つ人に配慮した放送を心掛ける・県内のケーブルテレビ局との連携を強化する・WEB配信を連動した番組制作の推進)はいい目標。期待している。
- 県内ケーブルテレビ局との連携がどのようになっていくのか楽しみ。
- つるいち!は敦賀のようすがわかっていい。
- 30秒動画チャレンジに市民参加型イベントの可能性を感じた。幅広い年齢層に広げて、新幹線歓迎ムードの盛り上げに一役買ってもいいのではないか。
- コロナ禍で行事の自粛が多くなり、発信ができない環境で、RCNのメディアを使った情報発信をする組織や団体が増えてくる。ニーズにあった番組制作に今後も期待する。
- 以前、ニュースポーツ5種目を紹介してもらったが、新しい種目もあるので新年度で紹介してほしい。
- 番組審議委員となり、日頃はあまり感じていなかったが、地域に密着した番組作りに感心した。
- 番組審議委員になり、最初はどうやったら若い人たちがRCNをもっと見てくれるかを考えた(よりカッコいいイメージなど)。だが、RCNは年をとればとるほどゆっくっりと見たくなるのだと思う。RCNがたくさんの人のアルバムのようなものだと素敵だと思う。